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2015/06/28

きこりの会 ~久しぶりの里山保全~

今年の梅雨は、タイミングよく週末に太陽が出ますね。
日曜日は、ちょうど良い風と強すぎない光が注ぐ、比較的カラッとしていた一日。
そんな週末の一日・・・ 久しぶりに 『きこりの会』 に参加してきました。

最近は、田んぼPJTを優先していましたので、定例活動日に行けない状態でして。。。
ということで活動報告します!


まずは、きこりの会について紹介。

岡崎自然体験の森は、かつての里山エリアの一部を、市民参加の環境教育の場として平成14年10月に公開された施設です。


きこりの会 は 八ツ木町 の 『おかざき自然体験の森』 で、 楽しみながら森について学ぶ をモットーに、里山復元・保全活動を行うボランティア団体。
発足は、岡崎自然体験の森が公開された年と同じく平成14年の12月で、もう10年余の活動を行っているそうです。
現在の会員登録人数は 50人を超えており、性別・年齢もバラバラです。


チェーンソーを使って間伐を主に行っている 水守森(みまもり)支援隊 とは違い、手鋸・鉈を中心に森林の下刈りや除伐、落葉樹や紅葉木の植栽や竹林整備、時には森林や草木などに関する勉強会などを行ったりします。
もちろん、チェーンソー等での伐倒や、様々な道具の使い方なんかも教えて頂いています。

参加は基本的に自由(体験もあります)で、市政便り「おかざき」にも良く記載されていますよ。
「う~ん、行こうかなっ」て方は連絡くださいね。


さて、今回の活動内容は・・・。

・ 管理棟南「ふるさとの森」の下刈と除伐
・ 「コナラ」特別母樹林の下刈と整備 

手ノコと鉈(なた)で作業を行います。


常緑樹を中心とした除伐や下刈り、森林に適度な光を入れるための除伐を行っていきます。
上の写真は、同年代の仲間 I さんですね。

「残しておきたい木」というのもあるので、植物の種類が良くわからないワタクシは、いつも悩みます。


この日は風が心地良く抜けていたので、本当に気持ちよい日でした。
ついつい、休憩して空を見上げて・・・。

あっという間にお昼。
管理棟近くでの作業でしたので、みんなで戻って食事します。
もちろんいつもの・・・ではなく、ノーマルカップヌードルとオニギリ。
ブレないカレー派・・・は、どこへ行ったのやら。


管理棟では、「三河きのこ会」さん主催のきのこ観察会が行われていました。
本当に多くのきのこが並べられていましたが、これら全て午前中に施設内で採取したものだそうです。
すっごい大きいのもありました。

ちなみに、通常は施設内での動植物採取が禁止されているので、ご注意を。


この施設はトイレなのですが、竹林がきれいでしたので・・・。
竹林の奥に見えるのは、「しいたけの原木栽培」エリアです。


午後は、以前除伐した枝木を整理しながら、除伐を進めます。
仲間の I さんが奮闘中。


この位の径だと、受口を作らずに追口から刃を入れて行きます。
もちろん、基本は受口を作ってから、追口を入れる・・・です。


私も負けては居られないので、ヒノキを手ノコで伐倒しました。
18cm程度の小径木でしたが、チェーンソーのありがたみを心から感じる作業です。
ちなみに、この程度の径でも押し潰されると、軽症では居られませんので、安全第一での作業を行います。


そんなこんなで、15:00前。
本日の作業が終了です。
きこりの会では、無理をしないよう 10:00~15:00頃の作業が一般的です。


山での作業や山歩きは本当に良い運動になります。
岡崎自然体験の森は無料開放されていますので、散歩ついでに立ち寄ってみては如何でしょう。
遊歩道も整備されていますし、簡単な手作りの遊び道具も置いてありますよ。


今日も気持ちが良い週末をすごせました。
やっぱり、晴れ男くんなのかなぁ・・・。


しげ

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