扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2015/07/04

田舎で働き隊#8 ~田んぼ際の除草編~

梅雨空の下での『田舎で働き隊!~田んぼプロジェクト』
晴男パワーも微妙に届かず、雨模様の第六回活動報告です。


7/4(土)、前日の天気は曇り時々晴れ。
朝起きると、どんよりと怪しい天気…。
来週は、台風が襲来する可能性があるので、ちょっとした雨でも強行です。
ちょっと重たい気分の中、準備をし田んぼに向かいます。


今回は、新たな参加メンバーのダイエット中、ウッチッチ、そしてワタクシの2名。
もしかしたら、彼が雨男か?と疑念を持ちつつ、まずは長靴を仕入れにホームセンターへ。
地元で購入するより、現地近くのホームセンターの方が安いんです。
これも需要があるからですかね…。

購入は、勿論 ”田靴” です。



そして…ちょっと遅めの現地到着。
タカ隊長は準備万端でお待ちかねです。
まずは、恒例となった?田んぼチェックから。



『おおっ!』

いつもながら、見るからに成長している苗を見るとテンションがあがります。

タカ隊長からリポート頂いたように、株別れが進んでいますね。
苗の高さも30cmを超えています。
田んぼ内は、稗(ヒエ)の発生も抑えられており、他の雑草も多くありません。
いい感じです。


引いてみると、こんな感じです。
角度にもよりますが、30cmで植えた苗間が見えなくなってきました。
この写真は、一番下段の田んぼです。


棚田で比較してみると、一番下段の苗が太く、株別れも多く進んでいます.
一番上の段も決して悪くないのですが、若干株別れが少なく、勢いが違う感じです。

タカ隊長と、検証・考察してみたのですが、注目すべきは二段目。
水の流れがある取り込み口周辺と、中側で苗の成長具合が違います。


この棚田は、水路からパイパスして水を流すことができるので、常時流しています。

一番下段は、水口前に排水溝があるため、水が田んぼ側へ流れ込みませんが、上段は水口から常に田んぼ側へ流れがある状態でした。
従って、流れ込み口近くの水温が下がり、苗の発育が遅いとの推測に至りました。

こういった経験は、実際に体験しないとわからないですね。


さて、前置きが長くなりましたが、今回の作業は以下。

 ・ 田んぼ内の畦際に生えた雑草の処理
 ・ 畦で立ちの高い雑草駆除
 ・ 田んぼない水路の整備

大分伸びてきていて、ヒエにも実がつき始めましたので、種が落ちる前に処理します。

使う道具は鎌(かま)。
田んぼ内で作業性が悪い箇所なので、手鎌のほうが作業性が良いのです。


棚田に分かれて、どんどん刈っていきます。
田んぼ際の石垣周辺、石垣の中、畦の気になる雑草と畦際…。


このような、稗(ヒエ)を中心とした、立ちが高い雑草はどんどん切っていきます。


雨はポツポツと降り続くなか、カエルも沢山出現します。


雑草処理後は、鍬(クワ)で田んぼ内水路の整備をします。

水温による影響を少しでも改善させるため、田んぼ内の水路と田んぼ側の間に畦を設けました。
水面高さが水路と同等であれば、水が流れ込まない高さに調整しています。
また、常時流している水量を、チロチロにしました。

完全に遮断しても良いのですが、田んぼからの水抜けが若干あるため、干上がり防止で引き続き流します。


作業後、たまには違う角度からパチリ。


刈り取った草集めを含め、作業完了は16:00。
15:00には作業をほぼ完了していたのですが、ダラダラとしていて…。

いつもより若干早い時間だったので、冷えた体を温めるため、久しぶりに『串原温泉 ささゆりの湯』に行きました。
現地から車で約10分ほどの距離です。


ここの施設、木がふんだんに使われた施設であり、ワタクシは密かに気に入ってます。
素足で無垢材の床を歩くと気持ちよいですよ。


また、この『ささゆりの湯』、マレットゴルフ場を併設し、温泉下の広場ではキャンプもできます。
ワタクシ…ここ数年、1年に1回は訪れているキャンプ場です。

実は、キャンパーさんの様子見をしたくて、寄った意図もあります。


さすがに雨でしたので、キャンパーさんは少なかったですが、それでも10組以上のグループが見えました。
いつもながら、キャンピングカー組も数台で集まっています。(写真には写ってません…)

そして、特筆すべきは水周り。
このキャンプ場で、ゆういつ気に入らなかった水場が増設されていました!
昨年にシンクのみ増設されていたので、もしや??と思っていましたが、確認したところ蛇口も増設されてました。

これは! やはり近日中に来なければなりません!
これで 好きなキャンプ場、上位に位置しますね。


今日はキャンプの想像を膨らましながら帰路に着きます。
勿論、秋の収穫も楽しみに。


しげ

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