ちょっとパラッと来るかもなぁという感じの湿度。
今日は「水守森支援隊」の定例活動日。
昨日、準備した林分調査と選木作業を行います。
今日の参加者は午前組3名を含む6名。
林分調査を行うにはちょうど良い人数です。
調査は、全体の状態を把握する為、尾根部と沢近くの二箇所を予定。
先ずは元気のあるうちに尾根部へ。
①中心木の設定 … 調査エリア周辺で1~2番目に太い木を選択
②中心木から竿を回し、半径5.65m以内の円を作る
③囲った円内に存在する木の胸高直径を計り記録
山側からの測定がポイント |
⑤中心木もしくは同等の高さの木を抜倒する
抜倒はナツさん! |
掛木・・・まわして・・・ |
⑦後は計算!
◆ 林分調査ポイント1:尾根部
1.調査エリアの状態
・枯損木(植栽木) … あり
・竹(進入) … なし
・主な樹種 … ヒノキ
2.胸高直径の測定
・中心木直径 … 23.0cm
・調査内本数 … 18本
・平均直径 … 20.67cm (Max32.5/Min11.0/平均木20cm)
3.樹高測定
・中心木樹高 … 15.3 + 0.37 = 15.67m
4.調査結果
・林分形状比 … 15.67 / 20.0 x 100 = 78.35 (※平均木樹高に中心木樹高を採用)
・Ha本数 … 18 x 100 =1,800本
・平均樹間 … √ (10,000 / 1,800) = 2.36m
・相対幹距 … (2.36 / 15.67) * 100 = 15.06(Sr)
・判定 … 過密、3割間伐にて適正
直径巻尺が便利 |
1.調査エリアの状態
・枯損木(植栽木) … なし
・竹(進入) … なし
・主な樹種 … ヒノキ
2.胸高直径の測定
・中心木直径 … 33.0cm
・調査内本数 … 15本
・平均直径 … 20.70cm (Max33.0/Min15/平均木20.5cm)
3.樹高測定
・中心木樹高 … 18.5 + 0.25 = 18.75m
4.調査結果
・林分形状比 … 18.75 / 20.5 x 100 = 91.46 (※平均木樹高に中心木樹高を採用)
・Ha本数 … 15 x 100 =1,500本
・平均樹間 … √ (10,000 / 1,500) = 2.58m
・相対幹距 … (2.58 / 18.75) * 100 = 13.76(Sr)
・判定 … 超過密、4割間伐にて適正
これら測定結果を元に、白テープを皆で持って選木へ・・・。
コレが大変な作業、、なんてったって斜度というより崖だから・・・。
滑落しながら、踏ん張りながら・・・で何とか尾根下の作業を完了。
・・・といっても全ては無理。
尾根からここまで選木作業・・ |
藤さんは、沢分岐の左斜面を。
先さんは、林分調査ポイント2の手前を。
ワタクシは尾根部周辺を・・・がんばって登る!
きょうも頑張るぞぉ |
等高線狙いで倒していきます。
ちなみに、、ちょっと進むと崖になります・・・
今回は手出ししませんが、次回以降足場を作りながらの作業になるかなぁ。
斜面が見えない・・・スキー場みたいだねぇ |
マダマダ沢山抜かないとなりませんが、すこしは綺麗になったかな。
空は大分空きました |
従って、15cm以下の細木や低木、支障木を抜くことで、ほぼ適正本数に。
どの斜面も、枝張りが少なく日照もありますので、少し抜いてやれば枝が張ると予測してます。
ちなみに、帰り際にパラパラと雨が来ました。
どうりで湿気が多かった訳です。
今日は沢山の汗を掻いた一日・・・。
この現場はマダマダ楽しめそうです。
しげ
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