扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2018/03/14

日曜きこり ~ イチョウとヤマザクラの除伐 ~

ちょっと前の週末の話。
なぜ前なの...って、なんと落として諦めてたカメラが発見!
拾って頂いた方、本当にホントにありがとうございます!
ということで、過去ログですが活動報告。
まずはロープ掛け
2月最初の週末。
お師匠さまのお誘いがあり、伊さんと共にイチョウとヤマザクラの除伐に行きました。

まずはイチョウの伐倒。
周囲の関係からピンポイントで倒す必要があるため、まずはロープ掛け。
確実に引きたいので、今回は2倍力で設置。
滑車で返してプラロック設置
早速、受け口を作ります。
いつもながらバーが届かないので、左右から切っていきます。
エンジンを掛けると近くの方々が続々と見学に・・・
まずは小さめの受け口で
写真では見えないですが、裏側を見ると朽ちている形跡があるため、芯抜けの可能性を考えて慎重な作業が必要。
そこで、まずは受け口側から突っ込み切りをして、感触を伺いました。
その結果、もしかすると・・・ってことで、受け口はここまで。
追い口もツルが利くように慎重に切り進めます。
受け口の真ん中に突っ込み跡
先ほどの確認により、すでに中央部のツルが切れているので、追い口はV字形状に作って段々薄くする方法で行います。
片方作って、逆を作って、按配をみてもう少し入れて・・・
慎重に慎重に・・・
もうそろそろかな・・・てところで、プラロックで引っ張り、木の動きを見ます。
まだツルが強いようなら、少しだけ薄くして・・・。
イチョウは弱いので無理に引っ張ると裂けて危険。
みんなの呼吸を合わせながら。
・・・いくぞ~~!!
狙い通り!
イチョウの伐倒は、メキッ・・バキッ・・メキッ・・・・・・・・ドンッ!って感じです。
最後まで粘る感じではなく、倒れ始めたらツルがすぐ切れてしまうって印象。
なので・・・怖い。
左側の朽ちは以外に少ない
倒してみると、以外に胴内はしっかりしていました。
写真で見ると受け口が小さめに見えますが、慎重を期して損はないです。

枝を落として片付けをしたら、いったん別現場へ。
イチョウは後ほどユニック付きのトラックで回収にあがる予定。
それまでの間に、別現場のヤマザクラを除伐します。
大きく張出したヤマザクラ
次の現場へは車で30分ちょっと。
国道からちょっと入った物静かな神社にて、太い枝が張出した立派なヤマザクラ。
そのまま倒す訳にはいかないので、梯子をかけてまずは枝を落としていきます。
ココでの担当はワタクシ・・・。
なので写真は枝下ろし後・・・。
太いのがゴロゴロ
枝は下から中央部手前までの切り口を少し離して二箇所に入れます。
そして切り口の間に上から刃を入れると枝が素直に切れます。
落ちる方向が読みにくい枝は、ロープを掛けて引っ張りながら。
そして、根元部近くで二股になった大きな幹は、受け口を作った後に突っ込み切りで追い口を作り伐倒しました。
上の写真は、ココまでの作業後。

最後の一本は伊さんにタッチ。
撮影タイムです。
最後は普通に受けと追いを
ちょいと高かったか・・・
この後、みんなで枝切りと玉切り作業。
太くて重いので大変・・・。
場所へのまとめが終わったら、最初の現場に戻りイチョウの積み込み作業へ。

この日もあっという間に夕方。
いつもとはまた違った体験が出来た一日でした。
いや~楽しい!


しげ

0 件のコメント: