扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2018/11/12

日曜きこり ~ クスノキの伐倒 ~

岡崎きこり塾を終えてユックリできるかなと思ってたら、あい変わらずバタバタ続き。
暇よりも良いのですが、こう忙しいと・・・

そんな中、樹木医のお師匠さまからお手伝いの要請を受けました。
昨年春に訪れて剪定を行ったクスノキを伐倒との依頼。
立派な木なのですが枝葉が道路に落ちるため、倒すことになったみたい。
一年半ぶりに訪れた現場・・・クスノキも隣のヤマモモも枝葉が伸びています。
樹高や枝葉、伐倒方向の関係から、このままクスノキを倒すことは出来ません。
なので、今回は枝を少しずつ詰めて倒せる高さまで縮める作業を行います。

もちろん、木の上での特殊伐採は知識と経験が必要なので、お師匠様にて。
梯子をかけて道具を木上に上げて・・・
枝下しを手伝ったことがありますが、木を切り詰めて行くのは初めての経験。
ロープを設置してどんどん枝を下ろしていきます。
枝を下ろすときは、切ったときに別の枝に掛けたロープ支点によって、作業者側に飛んでこないようにしてから切り落とします。
大分進んできました。
葉のついた枝が全部下ろされました。
上でサクサクと作業する師匠様はやはりすごい!
その後も枝を下ろして行きます。
このとき、考えずに切ってしまうとロープ支点や自分を支える枝がなくなってしまうので、段取りを確認しながら作業工程を構築します。
まだこの樹高や枝振りだと倒すことが出来ません。
休憩を挟んでから、もう少し詰めていきます。
幹部を詰めていくため、重量も考慮しながら少しずつ切っていきます。
これは切ったときの衝撃が大きくなってしまうのを防ぎ、落としたときの制御をしやすくする目的があります。
どんどんロープを掛けるところが少なくなってくるので考えねばなりません。
自分ならそのスピードで切っていくのは無理です。
そもそも木の上でそんなに動けません・・・
時間は16:00過ぎ。
ここまで来ると後は狙った方向に倒すだけ。
ということで、ワタクシの出番。
もちろんチェーンソーバーは届かないので、左右から歯を入れる形になります。
で、無事に伐倒完了!
木を生かすための伐倒ではないので、少し寂しい気もしますが、そこはしょうがない・・・。
色々と経験させて頂いた一日でした。
でも、木の上で作業するのはやっぱ無理だなぁ・・・


しげ

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