扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2022/12/10

日曜きこり ~ 続・押井の間伐 ~

肌寒いけど秋晴れの朝。
車の外気温度は5℃を示してる、もう本格的な冬が近いなぁ。
今日は『木楽会』の定例活動日に参加です。
押井町は多分1~2度だろうなぁ。
参加者は4名。
林内3か所に分かれてガンガン間伐を進めます!

この現場は道路から急斜面が続くスギ林。
その斜面から、横にまわりこんだモットすんごい斜面のヒノキ林。
グルっと田んぼ側の奥にまわるとスギ・ヒノキの混合林とレパートリー豊富な山。
樹高があって径も太いんだよね。

道路からの急斜面は小さんが担当。
スギの大径木林なんで、間伐はとっても楽で気持ちいい。
手元が狂わなければスルっと抜けてくれるからねぇ。
あれ?抜けへんかった?
甘掛かりだからフェリングでチョイチョイっと。
奥では伐倒木の枝払い中。
樹高があるので互いの作業エリア近くまで穂先が届きます。
伐倒時の合図と意思確認をしっかりとね。
今日は大さんとのコンビを組んで特訓日です。
課題を作りながらどんどん倒してもらうぞぉ!
今回はマーキングしたいので高い位置に鋸を入れる、ただ伐倒方向と反対側に重心があるからクサビを使いながら…
小径木でクサビを効かすのが難しいから、小さめの受け口に突っ込み切りでの追いヅル伐りにて。
クサビは横から…でも片方のクサビが折れちゃったから、倒れぬようクサビを効かし、伐った追いヅルからフェリングレバーで重心移動。
開けたところに傾斜面のヒノキを倒しこみ。
立っているのもやっとなんで、ここはワタクシにて。
伐根で作業したくないのでプラロックにて2倍力で引いてます。
牽引中…
あたりまえだけど、尾根線で伐根が跳ね上がり。
気を付けてないとチン(顎)を砕かれるか、下からのボディーブローをもらっちまう。
もちろん、無事に伐倒完了しましたよ。

大さんも傾斜地いってみよ~っ。
等高線方向への伐倒、方向的にはその後の作業を考えても一番好き。
一番嫌いなのはこういう急傾斜地での谷側伐倒。
だってさ、上り下りが大変だもん。
裏側、先さんの作業エリア…
下刈りも合わせて進めてて、こりゃまたエライきれいになったもんだ。
傾斜側はどんどんと下がっていく。
これは山側の開いたところへ引き込み伐倒。
いい所に倒れたよ。
日が傾いて来たから、山を下りる時間。
帰りに小さんの間伐してたエリアを確認しながら…
それにしてもメチャ明るくなった!
この現場は伐り置きを考えてたけど、材が結構良いから出してあげたい。
今期は無理でも来季かな…
間伐エリア外の雑木もきれいにしてあげたいところ。
どこまでやるか次第だね。

今日は朝一が肌寒かったものの、作業中は汗をかくほどの作業日和。
日差しもすっごく気持ちよかった。
大さん、特訓の成果を楽しみにしてるね。
みなさん、おつかれさまでしたぁ!

しげ

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