朝の時点では青空見えてて、このまま行けるのでは?という期待。
今日は『矢森協』が開催する各会合同の安全講習会に参加してきます!
講習会の概要は以下の2点。実習形式での開催です。
・ 現場状況に対する観察能力、危険予知能力を養う
ポイントは班数と同じ4か所。
2か所はあらかじめガッツリ掛かり木になった状態、その他2か所は伐採方法の検討からという具合。
まずは参加者全員で全ポイントを見て回る。
一番奥のポイントD、等高線に倒そうとして穂先が谷側に向き、本来山側を通すはずだった隣接木の谷側枝に乗っかった状態。
お次はポイントC。林内でも太い方の約30cm木を指定した位置へ起こし木伐倒するという指示。
ポイントA、、我々が実習する場所になるのだが、沢近くの雑木伐採。
一通りみたら各班2か所で状態観察と危険予知を開始。
状態をスケッチした後に、各自20項目を目標にKY(危険予知)ポイントを洗い出す。
我が班はポイントD、そしてポイントA。
真剣だったので写真はほぼ無いです…
観察が終わったら、そのままポイントAに腰を下ろして昼食の時間。食べ終わったのちの歓談中に、対象木へスローラインにてロープを上げる。
さぁて、準備すっかというところで雨が降り出した。
お隣の班は皆さん一旦車に撤収の様子…
ほんとにその直後…ドバ~っ!!っと大雨到来…
スグにびっちゃびちゃ。
木の下っていってもさ、、ココまでの大雨だとどうもならない。
どのくらいたったろうか、少なくとも30分くらいは自然の冷水シャワーを浴び続け…と、雨が収まったので、他の班が戻ってくる前に作業開始。
我が班のミッションは、足場の悪いこの雑木を安全に倒すのだ。
高さはあるけど、トップハンドルで倒しているサイズだね。とはいえ講習なのでロープを掛けて、手順をメンバーで話し合い共有し役割分担。
ワタクシは対岸でプラロックの担当です。
結果は…皆さんの想像通り、木が倒れようとしている谷側沢沿いに向け伐採。
谷側にあるヒノキに枝が掛かりつつも、ちょいと引けば外れてドンっ!
掛けた状態でもうちょっと時間かけても良かったんだけどね…でも雑木だし…
あとは枝葉の処理と玉切りして整理したら完了。
伐根処理も皆で意見を出しながら処理する。
もちろん、これらの処理でも安全講習だからKYポイントやどうすれば良いかなどを共有します。
早々に作業終了してしまった我々は他班の見学へ。
実際にはこれでも指定位置に伐倒できないから、一旦ふわっと掛けて更に左側へ寝かす必要がある。
途中見れなかったけど、最終的には伐根を後ろにずらして完了してました。まぁ、我々の班はそれほどでもない雑木1本なので比較にならないか。
でも皆さんがどういう話し合いを行って、その上でどう分担し作業しているか見ているだけでも何かと気付きはある。
また、自分だったらこうするなぁと考えながら見学することで飽きない。
結局は穂先が乗っかってたので、山側に材を引いて、本来倒すつもりだった方向に落とし込みしてた。おつかれさま~っ!
時間もソロソロだなぁとなってきたところで、また冷たい風が吹いて来た。こりゃ来るぞってことで、道具をまとめて山を下りる。
車に戻り帰り支度したくらいから再度の大雨、、いやお昼よりひどい。
ちょいと小降りになったタイミングで車に乗り込み帰路へ。
帰りの道中も降ったりやんだり、やっぱ台風天気はわからないね。
安全講習での収穫は皆さんと久しぶりにお話しできたことかな。
それと基本作業徹底の重要性をね。
さぁて、水守森支援隊の安全講習も準備しよっと。
大雨の中の一日、おつかれさまでしたぁ!
しげ
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