扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2025/02/01

日曜きこり ~ 来年度の作業現場視察 ~

日本に寒波が下りてきてて、この週末が寒くなるって予測。
でも朝の体感は、暑くなく寒くなく…
今日は偶数月の初週なので、水守森支援隊の活動ミーティング(旧役員会)の日。
ミーティング終了後に来年度の活動予定地を視察に行きました。

まず向かったのは集合場所近くの山。
地名聞いてピンとこなかったけど、現場に向かっていくと数年前に張ったことがあるなぁ…
間伐された山を横目に見ながら奥に進んでいく…
林内を進んでいって、明らかに間伐前後の境があり、地図上に落としてみると丁度このあたり。
現場を特定する際には地境の杭や石、境界木や特徴木を探すと共に、林相や地形をみて判断していきます。
写真だとわかりにくいけど、左が間伐済み、右が対象の林。
対象林はというと、平均直径23㎝、樹高23mといったところか…
しっかり混んでいるので伐りがいがありそう。
手遅れ林というよりは、しっかり間伐してやると、それなりに良い山になりそう。
低木も多いことから光が入っているのがわかる。
パット見た感じ、獣害は目立たない。
さっそく尾根に上がってみる。
今日は無線ONしてるけど、みんなハアハアいって上がってくる。
それなりに斜度あるからね…20度くらいかな。
上から見ると林相の違いがよくわかる。
この林が間伐された後にどうなるか楽しみ。
尾根線を地境の目印を探しながら歩いて、針葉樹林の奥まで到達。
各所に目印つけながら進め、大体の現場の目星をつけました。
谷側は林道~沢沿いになるかな。
比較的、地境がわかりやすかった。最終的には測量して突き合せるけどね。

お次の現場は、今年にアウトレットモールが完成するエリア。
現場への移動が混みあうかもなぁ…
この現場は暗いね。
林内に入り地境を探すと、方向性を示す特徴的な平たい石を発見。
さっそく目印をば。
公図とコンパスとにらめっこしながら、地形をみて林内を進む。
ん~、、林内に入ると地境がわかりにくい。
でも「抜くな、動かすな」と書かれた赤杭を発見、、ちょいと地境のイザコザあったりするのかもねぇ...
林内の様子…平均直径は18㎝ほど、樹高も17~18mくらい。
案の定、枯れ枝が多いヒノキ林。
木々の状況を見ながら、この現場はどの程度手間が掛かるかなぁって見てる。
まぁ、この径なら簡易装備でガンガン行けなくもないな。
そうそう、この現場は以前に石の採掘場だったみたいで、ところどころ穴が開いてる。
上ばかり見てると危ないね。
危険なところは目印で囲おうかな。
奥まで歩いていって、黒赤杭を発見。
これを見つけるとホッとする。
そこから谷側の沢まで下りて公図と地形を見比べ。
目印がないこと、林相が同じことから確定には至らず…いったん地境をここにおいて次回に測量を行うつもり。
谷側は沢かなとおもったけど、斜面と沢の間に旧林道がある。
林相もこれを境に違うので、ここを地境として。
次回、測量時はゥ山主さんにも声かけてみてもらうつもり。

この後にもう一か所へいったけど、依頼地と違うと子だったみたい。
5~6年前に間伐したところなんだけど、谷でペアクサビを発見!
なんか、みたことある気が…
痛むことなく、しっかり形を残してましたよ。
山の場所と状況は大体わかったので、下刈りと測量を進めていきますよ!
新しい現場にかかる前はなんかワクワクする。
春には伐り出したいなぁ。

今日も一日お疲れさまでしたぁ!
しげ

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