タカ先輩のご協力により実現した 『田舎で働き隊!~田んぼプロジェクト』。
田んぼ作りはもちろん、田植えから収穫に至る作業を 自然豊かな里山でやってみようというプロジェクトです。
ご指導頂くのは、タカ先輩 改め タカ隊長。
ついでにテントを張ってキャンプなんかも出来たらなぁ~と 邪(よこしま) な気持ちも有りつつ...
過去ログになりますが、4月から始動したPJTの第一回活動報告です。
天気が心配な 4/12(日)。
初回の参加メンバーは、このプロジェクトに賛同したコアメンバーの3名。
集合場所から乗合で向かう約1.5時間の道中は、気持ちの昂りによって遠足に向かうバスの中の雰囲気です。
タカ隊長と合流し、まずは近くの氏神様へ 豊作祈願とご挨拶。
ご実家へも挨拶に伺った後は、はやる気持ちを抑えつつ各自準備し現場へ...
プロジェクトの地は、写真内で見えている2枚と、納屋前石垣下にある1枚の計3枚。
作付け面積は約0.3反。250㎡程の広さで、約2俵の収穫目標を掲げます!
田起こしとは、深さ15cm以上を目安に耕土を深く細かく砕土する作業だそうです。
それぞれの工程で最適な間隔があるようで、隊長カレンダーにて計画表が作成されています。 スバラシイ・・・
畦(あぜ)塗り: 田植えの1~2ヶ月前
田起こし: 乾土効果を高めるために入水の10~14日前
基肥(元肥): 入水の1日前、7日以内に代掻きを行う
代掻き: 田植えの5~6日前
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ここからが、我々の出番!
今回の作業は...
1.水路整備: 水元から田んぼ内へ水を引入れるための水路を作る
2.畦切り: 草が生えた田んぼ側の畦の一部をそぎ落とす
3.水入れ: 畦塗り用の泥作りのため水を引入れる
4.泥作り: 水と土を混ぜて泥を作る
5.畦塗り: 畦切りしたところへ泥を塗る
まずは、用水路の整備部隊と畦切り部隊の二手に分かれます。
使う道具は、クワとスコップ。
この写真は、泥作り用の水を一番上の田んぼへ引入れたときのもの。
水が流れてくると、『おおっ!』っと一同の歓声。
何だか、水が清らかな愛おしいものに思えた瞬間です。
水が入った後は... ここからが大変。
土と水を混ぜて、キメの細かな泥を作り、ひたすら畦に盛りながら塗りつけていきます。
秋から春の間に出来た、モグラの穴や植物により破損した畦を、水漏れしないように埋めていく大事な作業なんだそうです。
とても時間が掛かる重労働なので、最近では畦シートと呼ばれる仕切を埋め込んだり、機械によって成型したり・・・といった方法が一般的のようです。
タカ隊長のお母さんにお話を聞くと、昔の農家の方は全てこの方法でやられていたとの事。 すごい!
我々は、『出来るだけ手作りで!』を掲げてしまったので、がんばって作業します。
ならば、この程度のサイズで弱音を吐くことなど出来ません。
作業の完了は 日が傾いた夕方遅く...
何とか予定した作業を完遂できました。
この日だけで、米作りの大変さを実感した一日。
すばらしい環境に癒されつつ、充実した時間を過ごすことが出来ました!
そうそう、昼休憩後に竹林へ入り、竹の子取りも行いました。
時期も少しばかり早かったのですが、コアメンバーのスギさんが立て続けに発見!
土から殆ど頭の出ていない、美味しそうな竹の子です。
スギさんから 『竹の子隊長』 となった日。。。
第二回活動日は、草刈と田んぼの代掻きです。
しげ
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