週の初めは雨予報だった今日...
週末に近づくにつれ、晴れマークに...
今日は田んぼの草刈りを行う予定でしたが、比較的雑草の発生が抑えられていること、先週の早期落水から入水を始めたところであることから、隊長と相談し来週に活動を見送ることになりました。
・・・ う~ん、何しよう...
ということで、日曜きこりのための整備を行います。
本日の作業は、チェーンソーの目立てと各部の掃除。
ソーチェーンはそれぞれに刃が付いていて、それらを回転させることで「のこぎり」のように鋸断します。
刃物は、シッカリと研がれて良く切れなければ刃物では有りません。
包丁とかでもそうですが、切れない刃物ほど怖いものはないと言います。
チェーンソーも、エンジンや作業者に無理な力を掛けず、正確な作業を行うために、目立てはとても重要な準備なのです。
以前、講習会に行った際に、販売&修理を行う会社の社長さんが、「エンジン破損に至る要因の多くが目立てにある」とおっしゃってました。
御師匠さま達から教えて頂いた内容を思い出しながら…
1.ソーチェーンの汚れを拭き取る
切り屑やチェーンオイルが付着していると正しく研げないので、ボロ布やウエスで拭き取る。
チェーンソーは回転と合わせてオイルがチェーンに供給される仕組みなので、上刃の見えている刃の単位で拭き取りを行い研ぎを行うこと。
2.ソーチェーンにマーキングする
研ぎ始めのチェーンに黒マーカーで印をつける。
刃の数は決まっているので数えながら作業しても良いが、殆ど忘れてしまうので。
3.チェーンを張る
チェーンが弛んでいると力を掛けた時に逃げてしまうため、チェーンテンションを張っておく。
下刃側のガイドバーとソーチェーンの間にレンチなどを挟んでおく方法でも良い。
4.チェーンソーを固定する
研いでいる最中にズレが生じないように、しっかりと固定する。
5.目立ての開始
・ 角度は30度、ハンドル側を気持ち下げる
・ 力配分は刃側(本体側)へ 7 、下側(ガイドバー側)へ 3
・ 刃の削れを感じつつ力を入れすぎない(ヤスリが曲がる程は入れすぎ)
・ 通常は2~3回。状態を確認しながら
・ ヤスリは常に一定方向へ押す (引き側は研がない)
・ ヤスリは真っ直ぐ全長分を動かす
・ ソーチェーンは1刃ごとに動かし、同じ体の位置で作業を行う
・ 肩からを下を使い肘でヤスリを押引きし、常に安定した姿勢を取る
・ ヤスリの削粉は都度掃う (目詰まり防止)
6.チェーンソーの向きを変えて反対側
書き忘れましたが、わたしはSTIHLのガイドを使用しています。
Husqvarnaの目立てゲージも、コンパクトで使いやすいそうです。
Husqvarnaの目立てゲージも、コンパクトで使いやすいそうです。
目立て作業を行うときは、軍手などの手袋が必須です。
相手は刃物ですので、手が切れてしまいます...
また、ヤスリもシッカリと切れるものを使用することが重要。
ということで、目立て作業は完了です。
機械イジリは好きなので、こういった作業は全く苦になりません。
御師匠さん達には、「まだまだ だなぁ!」って言われるんだろな...
日々勉強です...
しげ
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