田舎で働き隊2016 #5　～代掻き＆畑物語の始動編～

連休も残りわずかとなった５月最初の土曜日。
田植えを１週間後に控えた『田舎で働き隊！』の活動報告です。

前日昼からシトシト降っていた雨も、朝までに止みました。
天気予報は、曇り時々雨。
降水確率や天気図の状態から、たぶん持ちそう。

今回の参加者は、大人８名、子供１名と戦力は十分！
作業内容は、代掻きをメインに、草刈り、畦締めなどと盛り沢山･･･。

ちょっと曇りだね

現地到着は、ちょっと遅めの8：45。
早速準備を行って、簡単なミーティングの後から作業を開始。

メイン作業は、トラクターで代掻きをしてもらった後で、柄振（トンボのようなもの）による土ならしを行っていくため、最初は代掻き待ちの状態。
なので、三隊に分かれて他作業を並行します。

畦締め隊・・・
沢山のモグラ穴があり、水漏れや崩れを防ぐため、木槌で「ひたすら」叩いていく作業。通称「ライザップ」。
数年間やってなかったとのことで、結構締まります・・・。

畦締め... 通称ライザップ！

疲れちゃうので交代しながら。

腰がいたい･･･

草刈隊・・・
いつものように刈り払い機にて。
そういえば、今年一台の新車が仲間入りしました。
共立製のSRE2410で、Uハンドルの使いやすい子です。

Ｕハンドルは肩掛け

畦を刈るには、ループハンドルや２グリップの方が使いやすい。

滑りやすいので気をつけて

肥料蒔き隊・・・
似合いすぎ・・・

本職さん？

登場しました！
いよいよ「代掻き」を始めます。
「代掻き」っていうのは、土を更に細かくして撹拌した後で土を平らにする作業。
混ぜ込みによる状態の均一化や、苗の活着と発育を良くする、田んぼの水漏れを防ぐなど、様々な目的があります。

運転手はタもちろんカ総隊長

働き隊の田んぼはサイズが小さいので、何度も切り返して掻いていきます。
折り返し回数が多いので、泥が各所に集まりやすく、それを慣らす必要が生じます。

小さいが故に時間が掛かる

さあ、ここからは田慣らし作業。
柄振（トンボのようなもの）や鍬を用いて、田んぼ内の泥を高低差がなくなるよう押したり引いたりして均一化。
昨年の経験から、高いところには雑草が育ちやすい状態であったため、できる限り平た～く、平た～く・・・
これ、、結構大変な作業なんですよ。
流動性がある泥のお陰で、高低差がわかりにくく、更に水を含むため重い。
水量を減らしながら、作業を行っていきます。

泥とお友達になる日

ここで、トラクターに異変が！
昨年はエンジントラブルにて買い替えを余儀なくされたトラクタですが、二段目の代掻き中にクラッチが切れないトラブル･･･
何とか田んぼから引き出して、農機具屋さんへ連絡・・・
直って頂戴～～っつ！

小休止・・・腹減った・・・

他作業をちょいと継続した後に、昼食タイム！
今回は、炊事隊も参加してくれてますので、豪勢な食事。
カレーライスに加え、イカの刺身に酢味噌和え、エビとイカの揚げ物に新鮮サラダ・・・
うまかった～っ！
おなか一杯です。

いつもはカップめんなので大違い

トラクターも無事に直った午後。
遅めの昼食だったこともあり、１４：００過ぎに作業を再開。
ここからは、一気に作業を進めます。

力が入る午後

二段目は一気に田慣らし

その間に三段目の代掻きを

今年の田んぼは、苗育成バラツキの改善として、田植え後に水路を作って水管理を行う予定です。
そこで使用する畦シートを抑える竹串も合わせて作成。
昨年に「流しそうめん」使用した、竹を流用します。

ナタで地道な作業･･･

その頃、別の場所では新たなプロジェクト、『畑物語』が始動！
ちょっとした野菜を植えて、育てて、お米と共に食べましょうという企画。

土起こしは、先日タカ総隊長にて完了済み。
初回である今回は、畑作りと種まき＆苗植えです。

休耕地を開いて

幅１mのうねを二本。
良くできました。

うねの完成後

ここにマルチシートを張り、種まき＆苗植えです。
マルチシートを張る理由として、雑草抑制、保温・保湿力向上などがあり、発育を良くすると共に手をかける必要性を減らす目的があります。
植えたのは、サツマイモ、とうもろこし、枝豆。
ちゃんと育ってね～～！

ちなみに、この畑を「青空FARM」と名付けてくれました！
カンバンを考えねば・・・。