扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2016/10/16

きのこ列車の週末 ~ 明知鉄道 ~

急激に朝晩の気温がグっと下がり始め、いよいよ秋らしい時期になりました。
ちょっと先をみると、直ぐそこに年末が・・・
でも、まだ秋は始まったばかり。
過ごしやすい季節、オイシイ食材、楽しむべきイベントは沢山!

この週末は、明智と恵那を結ぶローカル線「明知鉄道」のプチ旅に行ってきました。
明知鉄道では季節に応じたイベント列車を走らせていて、この時期は一番人気の「きのこ列車」。
田舎で働き隊!」のタカ総隊長が早い時期から予約してくれてて、ワタクシもお誘い頂きました。
ありがと~ございますっ!

参加者は、タカ総隊長と山女(やまめ)組のお三方、今年のMVPである中さんとワタクシの6名。
タカ隊長のスケジュールによると、朝から晩までイベント盛り沢山の一日。
楽しんでいきましょう!

朝9時前に集合し、隊長号にて現地へシュッパーツ!
ちなみに、ワタクシ・・・遅刻してしまいました・・・すみません。

行き先は明知鉄道の明智駅!
働き隊でお世話になっている地であり、隊長の地元なので道中は慣れたもの。
我々も知らない裏道を使いつつ、ほぼ予定通りの9:20に現地へ到着。
気になる天気ですが、朝から最近一番の秋晴れで~すっ!
まっ青な秋空!
明智駅は、大正村前のバローから横の道を入ったところに位置します。
通りからは見えにくいので、働き隊のメンバーでもココに駅があるのを知らない方は多いはず。
駅近くへ初めて行きましたが、とても綺麗な駅舎でしたよ。
新旧のバランスが良い駅舎
明知鉄道は明智駅と恵那駅を約50分で結ぶ単線で、メインのお楽しみである「きのこ列車」は下り路線。
従って、先ずは恵那駅まで電車で向って、下りで戻ってくる経路になります。
上り路線の運賃も含まれていますので、改札でパスを受け取り。
このパスは一日間、明知線を何度も乗降車できる「記念乗車券」になってます。
ローカルらしさが良い改札
まず乗り込むのは、1両構成の可愛らしいディーゼル機関車。
送電線が無いのでスッキリ見えますね。
秋空と車両がマッチしてます
恵那までの道中、タカ隊長の学生時代や周辺地区ネタの色んなお話で盛り上がりました。
沿線の山々や稲刈りが終わった田んぼを車窓に見ながら・・・
林の中を抜けてきます
途中、「かかし」のコンテストをやってました。
どうやって投票するんだろ?
番号を背負った「かかし」達
あっという間の50分。
恵那駅に到着! 
JR恵那駅に乗り入れてます
下りの出発までは一時間弱の空き時間があるので、恵那駅周辺を散策。
綺麗な駅前
恵那といえば中津川と並んで「栗きんとん」が有名。
食べ比べと称し、まずは周辺一軒目「恵那寿や」さんへ。
栗きんとんはもちろんですが、栗ジャムなるものがオイシイよ~と教えてくれました。
恵那寿や(えなすや)
次なるお店は、「菊水堂」さん。
やまめ組のお目当ては、干し柿の中に栗きんとんを詰め込んだ冬季限定の「平成柿」。
でも、、残念ながら昨日に売切れてしまったとのこと・・・
「今年の収穫柿で作る干し柿が12月頃にできますよ~」って教えてくれましたが、今回は残念・・・。
栗きんとんを購入し店をあとにします。
菊水堂(きくすいどう)
恵那駅周辺で最後のお店。
次は「菓舗ひとつばたご」さんへ。
ここでは、干し柿に栗きんとんを詰め込んだ「栗ごもり」がありましたので、栗きんとんと合わせて購入!
駅までの短い道中、我慢できずにこの「栗ごもり」を頂いちゃいました。
干し柿の濃縮感と栗きんとんの上品な甘さが程よく交じり合い、甘いものを好まないワタクシでもおいしく頂ける逸品でしたよ。
菓舗ひとつばたご
駅へ戻ったら、いよいよ「きのこ列車」のお時間です。
気づけばもうお昼・・・、お腹は既に臨戦態勢に。
今回は3両編成の大正ロマン号
上りは各駅停車でしたが、下り列車は急行になってました。
食堂車のカンバンで気分UP
さぁて、車両に乗り込みます。
両脇のベンチシート前に机を並べた形です。
真ん中はスタッフの方が行き来します
今回のお品書き。
ちょっとピンボケですが。
珍しいキノコ一杯
そして蓋をオープン。おおっ~。
ここに、お代わり自由のマツタケ御飯と、土瓶蒸しが付きます。
車内アナウンスの後、電車が動き出したら・・・頂きマース!
マツタケ御飯、、、メチャメチャうまいです。
御飯のハシがとまらない
電車の揺れの中で食べる御飯は、何だか新鮮。
土瓶蒸しは気をつけないと溢します。
隊長の「きのこ説明」つき
本当に天気が良いので、窓際はチト暑い。

明智駅に付く頃には、お腹が一杯。
中さんと共に、調子に乗ってマツタケ御飯のお代わり3杯。
そりゃ食いすぎだぁ。

電車を降りて車の方に歩いていくと、、、目に付いたのは道路上の温度計。
ん??表示されている気温が39度・・・、どゆうこと~?
風呂温度かいな?
次は、女城主が有名な隣町へ・・・
と、、その前にタカ隊長家がご愛用の「田舎味噌」を購入に。
マルコ醸造(株)さんへ
さぁて、岩村の城下町~~。
ココへくるのは約20年ぶり。
以前から、こんなに活気があったかなぁ・・・
落ち着いた感じの雰囲気ある町並み
ここへ来た目的は、「かんから屋」のかんから餅。
ワタクシは知りませんでしたが、タカ隊長のお勧め品です。
と、、、餅が切れて準備するからってことで、まずは城下町を散策。
かんから屋
ぶらぶら~~っ。。
おっ、岩村城下・・・結構楽しいぞぉ。
そんな印象は無かったんだけど、改めて来てみるもんだね。
タップリ1時間くらいは散策。
個人的には、岩村城下の町屋造りが素晴らしかった。
表だけではなく是非足を踏み入れてみてくださいな。

さて、「かんから餅」と、近くで売ってた変り種のキノコを購入したら岩村城下をあとに。
次に向うのは、子持ち鮎を求めて上村川沿いにある「澄ヶ瀬やな」へ。
夏前から期間限定で始まった営業日は、この日が最終日でした。
澄ヶ瀬やな(すみがせ)
大きな薪釜に並ぶ沢山の鮎。
この時点でお腹が減ってきた・・・。
鮎の焼けたおいしそうな匂いが・・・
お店より稚鮎のてんぷらをサービスして頂けました。
コレがまた、、ちょっと苦味があって、最高の逸品。
子持ち鮎も、パンパンに卵が詰まったお腹・・・旨かった!
稚鮎と子持ち鮎、、そしてBEER
夕日が沈み、辺りが暗くなってきました。
この日最後のイベントは、星見会ならず月見会。
くしはら温泉キャンプ場で空を眺めながらノンビリと。
今回は囲炉裏セットにて
しいたけを含む炭焼き少しと、ヨウさま特製のミネストローネにフランスパンを添えて。
ミネ・・・最高に旨かったです。
この時期のミネ汁は最高です
締めは焚き火で、本日の予定を完了!

色んなことがありましたが、大きなトラブルも無く・・・
って・・・ 燻チー忘れてゴメン。

ちょっと帰りが遅くなりましたが、内容が濃くって思いっきり楽しんだ一日。
次なる予定イベントは、全体を通しての「収穫祭」!
まだ何をやるか詳細が全く決まっていませんが、燻チーリベンジを前向きに検討中。


タカ隊長、みんな、、本当にお疲れさまでした。
丸一日、ありがと~~~っ!!


しげ



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