扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2017/03/04

日曜きこり ~ クスノキの剪定 ~

春が近付きつつある三月最初の週末。
ここの所、山や空、畑や草木などの色合いが少しずつ明るくなっているような・・・
ワタクシ自身が知らないうちに陽気になりつつあるのかも・・・

今日は、樹木医のお師匠さんよりお話を受け、勉強を兼ねてクスノキの剪定のお手伝いに行きました。
クスノキのイメージは常緑の大木。
大木の剪定をまともに目にするのは初なので楽しみです。
綺麗な空に、モコッと2本の木
ちなみに左の剪定済み柿の木は関係ありません
現場に到着後、対象木の確認。
やはり大きなクスノキ・・・、隣にはヤマモモの木が「どどーんっ」と構えていました。

さっそく道具を準備し、ハシゴを掛けて、、
どんな道具を使ってツーリークライミングするのか、枝下ろしするのかも関心事の一つ。
一つ一つの内容をシッカリ確認します。
左がクスノキ、右がヤマモモ
お師匠さんはするすると木に登って行きます。
道路側は枝が被るのを防ぐため、枝葉が既に切れられていました。
この向きだと作業の様子が良く見えます。
もちろん、落下の危険性がある場合は、道路の通行者に対し安全確保も行います。
何本ものロープが・・・
写真下の胴吹き枝も気になりますね
太めの枝を下ろす場合、滑車を介したロープを対象の枝木に掛けておき、剪定した後にロープを送って地まで下ろします。
もちろん、切った途端に落下しないよう、掛けるロープは別の枝木に一時縛っておきます。
う~ん、、勉強になりますわ。
てっぺんの枝を剪定した後、違いが良くわかります
今度は左側の枝木
クスノキは折れ易いらしく慎重に剪定を
次の枝へ、先ほどのは右側
お師匠さんより剪定の基本は切りたい枝の約3割の枝が残るようにすると、切った箇所が修復しやすいと教わりました。
もちろん、養分は上から下へ流れますので、剪定箇所より植えに葉が位置するように。
枝を切る場所や切るべき枝なども教えて頂きましたが、全部覚えれるかなぁ。

作業を見ていて、一つ思ったこと。
自然な枝形・樹形だなぁと。。無理がないということは違和感がないということかなぁと。

なんだかんだで、あっという間に夕方。
剪定した枝木を荷台に積み、本日の作業はここまで。
明日も作業継続ですが、依頼主さんとの剪定状態確認を経てからの作業になります。

新しいことは解らないことだらけ。
それが良い刺激となり楽しい一日でした。
あすもガンバッテいこ~~っ!


しげ



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