今年度の連休は天気がとても良いので、お出かけ日和ですよね。
ワタクシは樵活で山に入りびたり。
作業すると少し暑いなぁって時期になりました。
今日は今月末に行われる「地域の森の健康診断」、通称森健の打合せ&準備日であると共に『木楽会』の定例外活動日です。
木楽会からの参加者は4名。まずは森健の打合せから~っ。
今回の森健は、いつもの大規模な内容とは異なり、地域に特化したもの。
いつもお世話になっている地域で、市の森林課とおいでんさんそんセンター、そして地元や森林学校関連が協力して、地域の森健としての実施です。
間伐が長らく行われていない森林、数年前に間伐を行った森林、そして天然林の視察を合わせた盛沢山な内容。
まずはいつものお寺さんで、関係スタッフ全員での打ち合わせ。
趣旨や目的、各団体およびメンバーの紹介を行いました。
ワタクシは第1班のサブリーダ。地域の関係者として、そしてチームとして盛り上げていきますっ!
と、全体の打合せを終えたら、各班にわかれて当日の調査地視察へGOっ!
調査地を確認し、調査エリアを決めたら、天然林の視察へ。
あ、、天然林ていうのは自然林とは違うのね。
一度は手が入ったが自然な遷移に任している山を天然林、ほど人の手が入っておらず、人為の影響がない山を自然林と呼ぶのね。
ちなみに人の手が全く入っていない山の事を原生林と呼ぶんだけど、日本にはほとんどなくって、北は知床、南は屋久島、本当では青木樹海あたりの超々限られた場所。
スギ・ヒノキが植わった山は、大きな人参畑と思ってもらえばよくって、自然の山でないから間引きなどの整備をしないとダメなんだよね。
話がそれたけど、調査地で当日の調査エリアを決めま~す。
中心木と調査エリアの概要を決めたら天然林の視察へ。森の健康診断って、たんなる林分調査ではなくって、ハイキングライクで山林に接点のない方々にも興味を持ってもらおうっていう趣旨があるんだよね。
だから、単なる調査だけではなくって色んな状態の山を見てもらって、説明を受けて、いろいろと体感して考えてもらうのが重要。
今回視察した天然林は、はげ山から育った今や大径木のアベマキが、周辺に群生してきたカシ系に代わっていく遷移途中の状態。うん、、おもしろい!
こういった話は本当に興味がわくよねぇ。
いろんなお話に刺激をうけながら、一か所目の調査地を後に…
途中で間伐したての山に立ち寄りつつ、数年前に間伐した山へ。
しばらく林内を散策し、植物談義に花が咲く…木楽会のいつもの集合地に集まって昼食を食べたら、午後は和さん山の下刈り。
斜度がきついとこね。
この現場はツルが多いから、ヒノキの幹回りをグルっと確認してツルも伐りながら。こんな斜面でツル掛りになって倒れないのは嫌だからねぇ…
で、もくもくっと作業し、あっという間の山を下りる時間。
おいら、今日も頑張りましたぞ。
こうなると山を下から見てみたい。ということで…
写真を撮ったけどうまく伝わらないなぁ…肉眼だとしっかり山が見えるんだけどね。
もうちょい近づいて。うんうん、、この山は木々の隙間から空が見えるようにしたいって言われているから、枝打ちもしなきゃだね。
今日は久しぶりにお会いした方も沢山。
午後はしっかり汗をかいた充実の一日。
連休もおわっちゃうよ~っ。
暑い中の一日、大変お疲れさまでしたぁ!
しげ
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