今日は久しぶりに『水守森支援隊』の定例活動日に行ってきま~す!
参加者は3名。
講座中に新規加入頂いたカトトモさんとトミーさん。
測量を行って以来、見に行けていないキタヤマです。
今回のオーダは残り2本になった林縁木の伐採。
林縁木なので谷側(道路側)にビッシリ枝葉がついた対象木。
反対方向の山側に倒せれば安心なんだけど、地形的にそうはいかずどうしても横方向になる。
加えて目の前の林道はひっきりなしに車が通るって現場。
パパっと倒したいからエンジンウィンチでの牽引伐。現場見たらホールドラインなくても行けそうなので、ツルを厚めにしてコントロールします。
先ずは奥側の対象木から。
万が一、道路側に行きそうになった際にもう1本が壁になってくれるので。
スローラインでロープを高い位置に掛けて段取り。ウィンチはN字の2倍力にて。
伐り手はトミーさん、久しぶりの共同作業だなぁ。
ちなみに勝手に太い(面倒な)木担当ってトミーさんの事を言ってる。
18インチじゃ届かないので、20インチのMS261にて。
大き目の受け口にしたいから、方向を定めてから深くしていく。
ツルは厚めでチョイ高め位置。準備できたらロープウィンチを軽引きしながら、下割れが出来たことを確認し、その後は一気に引く。
そして伐倒完了!
想定通り、枝葉に引っ張られて少し谷側に向かったけど、ぴったり狙った位置。
しっかりツルも効いて安心伐倒だった。
林縁木はここからが大変。ぶりっぶりの枝葉を払っていく…もちろん払った後はまとめておかないと歩けなくなる。
この段階でシバッチ登場!午後は4人での作業になりました。
玉切りした現場。材が折り重なってるよくない状態。
ウィンチを上げてあるから気になる木を山側に引っ張って向きを変える。
次に倒す木が上に乗っちゃうからねぇ…。
こういう時にウィンチってホント便利。
目の前がそれなりに整理できたので、お次の林縁木伐倒。これは枝葉の反対側である山側へ素直に倒す。
伐り手はカトトモさん、せっかくの機会だからどんどんヤッてみてもらう。
もちろんメンバーでフォローしますよ。
水平入れたら斜めを入れて…お、会合点に目印の枝を入れないで行くんだね。いいよいいよ。
なんだか講座のノリだぞ。
ワタクシはウィンチオペレーションのため作業位置へ移動しま~す。
配置完了。いいよ~。
下ではトミーさんとシバッチがご指導。ありがと~ございますぅ!
そうそう、この木さ…根張りでぼこぼこしてて、エクボになってんだよね。
先に根張りをとっても良かったけど、ツルは強くしておきたかったので、そのまま行ってる。
追い口入れるときにチョイと分かりにくいかな。
追い口を完了、今回もウィンチで小引きして下方向へ割れが入ったか確認する。ツルの厚さをウィンチ作業位置からは見えないので、この状態をメンバーにチェックしてもらう。
なんでって?ツルが厚すぎると上裂けになって、バーバーチェアになるからねぇ…
確認できたら一気に引く…
…と、気を抜いたらウィンチの巻き取り部でロープが絡まったぁ!
対象木が戻ることはないけど、クサビを入れて戻り対策したうえで急いで直す!!
ロープが解けたら牽引作業再開。
順調にひっぱる‥う~ん、、ツルが強い。安心だけど。
って、今度はストローク不足…
ロープ接続はプルージックなので、位置を動かして牽引再開。そして伐倒完了!
カトトモさん、やったな!
じゃ、枝払いいってみよ~っ!講座で伐採してた木よりも随分長くて太い枝だから、途中で伐って挟まれ防止してね。
長すぎると収まりもわるいから。
伐倒木は3人にお任せし、道具を片付け。そして今日のもう一つの目的である材の伐り出しへ…
すみません、よろしくね。
林縁伐倒後の画。
林って木を伐ったあと見ても普通なんだよね、まるで何もなかったかのよう。
以前は道路脇にしっかり枝が被った林縁木がならんでたんだよなぁ。
それにしても今日は暑かった。
汗がぼたぼた。
もう11月中盤なんだけど!
暑い中での一日、おつかれさまでしたぁ!
しげ
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