扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2015/05/21

田舎で働き隊#3 ~ 田植え準備・・・田舎キャンプ編 ~


 『田舎で働き隊!~田んぼプロジェクト』

いよいよ迎えた田植えの日・・・ の前に、田植え準備編の活動報告です。


前回の代掻き作業日から、5日目となる5/10(日)。
前半のメインイベントである この田植え日を前に、各作業準備を行いつつ時間を有効に使うため、現地へ前日入りしました。
ただし、この日は田んぼに入ることが出来ません。


前回活動日から田植えまでの日数には意味があり、代掻き後に 少し間を空けて土を落ち着かせる必要があるそうです。
土を落ち着かせるというのは、掻き混ぜた土が沈殿し適度に締まることを指し、代掻き直後の田植えでは、苗の倒れなどが発生しやすいため少し間を空けたほうが良いとされてます。

今回は代掻き1回でしたが、荒代掻きと植代掻きの2回に分けた代掻きを行うことも一般的。
植物は、最も力を使う生え際に叩かれると、自身に力が溜まっていないのでダメージを受けやすいという自然の推移を利用するそうです。
家庭菜園等で草木を育てる時に、芽吹きの頃を大事にするのと同じですね。


今回の参加者は、コアメンバー3名と共に、小さなレギュラーメンバー2名。
翌日の田植えも、この5名で行います。

実は前回の活動日に作業が早く完了すれば、田植えで使用する道具を作成する予定でした。
したがって、前日作業は...
 
 1. 宿泊場所の設営
 2. 田植え道具の作成
 3. 田舎キャンプを楽しむ
 4. 食べて... 楽しんで... 寝る 

そ~です! 田舎キャンプの実現です。

現地へ到着後、いつものように挨拶を終え、まずは宿泊所設営に掛かります。
お借りした場所は、竹林近くの休耕田。
先日、除草のために耕した、土はふわふわです。

そこから観た風景がこの写真。
雲が晴れると、山の隙間から恵那山が頭を覗かせます。
いや~、最高です。




今回の幕は設置・撤収を考慮し、わたくしのピルツと、アキラダディーテントの2幕。
もちろん片手にはビールを握り・・・。
隊長のお母様も、こんなところでテント張る人は居ないからと興味深々。
遊びに来ていましたよ。

余りの楽しさに、すっかり写真を撮り忘れました。


昼からは 2部隊に分かれ、今回の目的である道具作りに入ります。
作ったのはこの道具・・・



田植えを行うときに、基準となる線を引くための道具です。
これが無いと、まず真っ直ぐ植えることは難しいのです。

隊長宅の廃材を丸ノコやナタで加工し、組み上げていきます。
翌日の活躍を願いつつ・・・。



もう一方の部隊は田舎キャンプ満喫中です。
隊長と共に竹林へ入り... 竹のこ探し... 山菜探し...
なんと一同、カモシカに遭遇しました。

竹の間から、ジッと皆を見つめてて・・・。
隊長の話によると、朝夕に良く出没する一頭なんだそうです。

カモシカは、鹿の名前が入っていますが、牛や山羊と同じ、"ウシ科" に属すと隊長が教えてくれました。
いや~、勉強になります。


野生のカモシカに出会うことができ、ハッピーな一行は、沢山の竹の子と共に里へ帰ってきました。



夜は隊長と隊長の弟さんを加え、ランタンの灯りの下でバーベキューです。
隊長からは、鯛のカルパッチョを差し入れて頂き・・・。
一段落の後、焚き火をしつつ、スコッチで乾杯!
最高の夜は更けていくのでした・・・。


しげ

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