扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2021/10/23

岡崎市間伐講座 ~ 森林整備人材育成講座 2021 基礎vol.5 ~

先週日曜から急に寒くなってきた・・・
特に朝晩が寒いんだけど、空は秋らしく透き通った青空が広がってる。
紅葉が広がるこの季節は好きだなぁ。

さて、今日は10月初週から続く、岡崎市の間伐講座『森林整備人材育成講座』の基礎編 最終日!
朝から山に入るのでハリキッて行きましょ~っ!
10月から始まった前5回の間伐講座。
みなさん、チェーンソーの取扱を含めてだいぶ上達してきました。
カッコいい構えは無理のない構えだよね。

さっそく1本目!
ここまで来ると気になるところ意外は余り口を挟みません。
狙い通り?良しとしましょう。
もちろん枝払いと造材もね。
造材は材だしのためではなく、土留めにすると共に山に材が安定して留まる事ができるながで。伐根とかに掛けて。
さあ、お次へ!
段取りも皆さんで分担して話し合いながら・・・頼もしいぃ!
講座ではロープをかけます。安全のためであると共に、基礎講座では牽引伐倒。
ちょっとピンボケ・・・スミマセン。
本講座では水平切りからの手順を基本としています。
追い口入れて・・・
追い口入れた時点からいつ倒れてもおかしくないから、5感を効かせてね。
枝払い、おねがいしま~す。
基本は対象の枝の向きにあわせ、持ち手をシッカリ握りなおす事。
そしてチェーンソーは真っ直ぐにしか動かさない。
長めの枝は途中でカットしつつ、山側からの作業。
さぁ、どんどん行きましょう!
アクセルワーク気をつけて・・・目標地点の手前でシッカリ止めて、アクセルの開き量を調整しながら狙いの位置まで切り進める。
最後までアクセルを吹かしていると意図せず切りすぎちゃうからね。
何度も基本を確認しながらね。
忘れがちな5つの確認・・・上、足元、伐倒方向、退避場所、そして一番重要な周囲確認。
まわりの状況は刻々と変わるから、一作業一確認です。
なれるまでは追い口に線を引きましょう。
重要なのは会合点の縦線と、ツルの厚さを決める縦線。
なんども繰り返すうちに目が養われるからね。
谷側への伐倒。
木の高さは斜面にほぼ沿ってるから、谷側に倒す場合は間にシッカリと通さないといけないよ。
もし通せないようなら、選ぶべきではない。
自分は余り選択しません。
枝払いが面倒だしね・・・
斜面に疲れてきて、もうちょい尾根に挙がったら広大な平たい場所があるじゃないか!
気付くのが遅かった・・・ていうか準備の段階で林内を歩かなかったのがダメだったなぁ。
ただ、枝がしたからビッシリだから倒すのは大変。
掛り木処理・・・
と、山を降りる時間!
早いなぁ一日が・・・
戻ったあとは恒例の修了証授与。
長かったような短かったような講座。
始まった時には緊張した感じも見受けられましたが、5回の講座を終えて皆さん良い表情をされてます。
安全作業を行う上で基礎はとっても大事ですし、基礎の上に応用があります。
不得手と感じているところは直して行きましょうね。
一番だめなのが「まいっか」ですよ~。

1週空けて11月からは実践講座です。
今度はクサビ、フェリングを使った本格的な間伐。
たのしみですね~っ!

とりあえず、長い間の講座おつかれさまでしたぁ!

しげ




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