11月末だから当たり前か・・・気付けば今年もあと一ヶ月チョット・・・早いなぁ・・・。
今日は10月から続いた、岡崎市の森林整備人材育成講座の最終日!
張り切っていってきま~ス!
最終日はもちろん、朝から実習林へ!
色々と反復しながら、伐倒していきましょ~っ!
出発前に清掃と目立てから。
各班ともにお互いに指摘しあいながら作業してる。
今回もラダーに登ってロープ掛け。色んな方法があるけど、ラダーに昇ることも余りないだろうから体験を兼ねてね。
これで枝打ちも大丈夫かな。
しっかりと狙いを定めて。今日は皆さんにお任せする方式。もちろん気になる事はアドバイスしていきま~す。
受け口を掘って・・・追い口を掘って・・・掛り木になって、ツルを処理して・・・ちなみにツルの処理は色々試した後ですよ。
おみごと!上手く抜けて伐倒完了!
本当は谷側に斜め下が一番たおしやすいんだけど、車道に車があるから選択しません。
抜け道が狭いからプラロックを設置して補助。
クサビで谷側への倒れ防止を図りつつ、枝を抜けないのでロープ&プラロックで牽引。追い口入れる高さを考えて、受け口は高めに設定。
色々考えてくれてて嬉しいッス。
そう簡単には行かないよね。掛り木処理は、まずフェリングで押してみてきつそうだったから、ツル左右を少し切ってもう一度フェリングでユサユサ。
枝が抜けてって伐倒完了!
みなさんは掛り木処理のときのツルって左右、真ん中、どういう風に選択して使ってますか?
ケースバイケースだといえばそれまでだけど、ワタクシは左右両方に回す場合は真ん中残し、大きく左に回したいときは左側残し、穂先の場所を変えずに左に回したいときは右残しって感じです。
いつもキラリと光るアドバイスを頂ける香さんから、真ん中残しはあんまりやらないって言ってた。
掛り木処理時は木を大きく振りたいからって事みたい。
確かになぁと思ったんで、今後に色々と試してみま~す!
はい、今度は少し山側に戻って等高線方向へ。最初が抜ければバターンと行くパターン。
クサビで傾け。想定通り最初の枝が抜けられないから、フェリングで押す。
フェリングで押す場合は木の反動を利用して段々と振れ幅を大きくしていく。
次第に枝が抜けていって、伐倒完了!
いいねいいね~っ!
抜けられるところがココしかないからね。
掛り木になる面白いシチュエーション。
奥の木に左掛りさせれば、右にクルリと落ちてくれる想定。そのためにはピンポイントだよぉ!
今回もシッカリ狙って・・・まぁまぁいい所で想定内の掛り木。先ずはツルをいじめてフェリングで。
材が太く動きにくいので、木廻しベルト。
この道具は携帯出来て便利なんだよね。
グルンと右へまわして、無事に伐倒完了!想定通りに行くと達成感が違う。
講座らしい良い絵が取れましたよ。
さて、ここまでの流れ、実は抜いたところに倒していくように予めマーキングしてた木。皆さん説明せずとも順番に近いところを選んで想定した方向に倒してくれた。
さぁて、残り時間も少なくなってきたのでお次はチョイと厳しいところへ。
普通に倒すと全く抜けるところがありません。
最後に強制牽引もつまらないので、掛けておいて左の木の裏側へ倒す作戦。
伐根を動かすつもりでてこ棒も準備。
ちょっと厳しめに掛ったけど、木廻しで予定した方向へ揺らしながらまわして穂先を移動。この作業はガッツり引っ張っていると枝葉が絡んで動かなくなります。
フワッと掛けて処理するのがポイント。
上手い事、左の木の裏側へ行ってくれたけど、左向きの枝に穂先が乗っかってしまった・・・
こりゃ抜けないので、伐根を谷側へテコ棒でズラし。
無事に伐倒完了!
あれ、、最後の最後でワタクシが作業しちゃった・・・ごめん。
時間的に山を降りる時間。
他の班も降りてきていないけど、今日は修了式があるのでここまで。
名残惜しいけど、皆さんに一言アドバイスをしたら山を降ります。
そして、こもれび館の駐車場で修了式。
今までの講座で、外で最終日を迎えたことは無いんだけど、今年の現場は森林組合からチト遠いので。
今日は昼から少しだけ雨がパラパラ。豊田や岐阜の山間部では雪がちらついたみたいだね。
どうりで寒かったわけだ。
今年の間伐講座もこれでおしまい。
怪我無く、大きなトラブルなく終えることが出来たのは本当に良かったです。
毎年どんな人に逢えるか楽しみにしているんだけど、今年もいろんな方に受講いただいて楽しかった!
水守森支援隊には早くも二名の方が参加表明してくれました。
皆さんの今後のご活躍をお祈りしつつ。
本当にありがとうございました!
おつかれさまでした!そしてご安全に!
しげ
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