扉を開けたその瞬間から始まるいろんなこと...

2022/12/03

日曜きこり ~ ケヤキの伐採と大スズメ蜂を食す! ~

週中から寒波が下りてきてグッと寒くなったねぇ...
先週と比べると朝の気温が10℃以上違う…
今日は『水守森支援隊』の役員会へ参加した後、お師匠さんから声掛けのあった田畑の間のケヤキ伐採へいってきま~す。
水守森支援隊の参加者は11名。
役員会6名、間伐作業5名。間伐は狩又川沿いと北山に分かれての作業。

役員会はいつものように様々な議題を話し合い。
今年度の作業地に完了の目途がついてきたこと、新たに今年度内での伐採依頼があったこと。
来年度の活動予定地やイベント状況報告などなど…
議事録まとめなきゃ…

役員会が終わったら、間伐組の状況確認へ…
狩又川沿いは曲がり木あり枯損木ありで、状態の良い木は少ない現場。
杉さん白さんコンビはコナラ枯損木を処理中…。
裂け上がり防止のスリングを巻いて、ツルの厚みを調整して牽引し伐倒完了!
幹部はまだシッカリしてるけど、この手の枯損は枝が降ってきそうで怖いよね。
伊さん、初参加の山さんコンビは地境部のヒノキ伐採。
イイ感じの掛かり木に…
ツルを処理してフェリングレバーでゆっさゆっさ回して伐倒完了!
お見事!いいね!
お昼を一緒に食べようかなぁと考えてたけど、他メンバーが車に昼食を置いて来たってことで戻りながらここでお別れ。
お師匠さんがケヤキ伐採してる現場へ…

到着したら対象木はニックさんによって枝が下ろされて、いつでも倒して~って状態。
まずは腹ごしらえ…おにぎりを食ってるとお師匠さんから「ゲテモノ」食べる?の声。
ん?ゲ・テ・モ・ノ???
タッパーの蓋をあけると、そこに出てきたのは大スズメバチ!
これらすべて女王蜂なんだってさ。
どうぞって…うお~っ!スズメ蜂は初トライだぞ!
なんかプニって出てくんのかなぁ、硬いとこあんのかなぁと想像しながらおひとつ…。
昆虫を食す文化が身近にないから、画ずらに衝撃を受けるよね。
でも日本人が米を当たり前に食すように、普段から食べてる人たちにとってはごちそうなんだろうね。
口に入れてみるとサクっとエビのから揚げのような食感。
味付けが最高だぞっ!こりゃうまいぞ!
ということで、もう一つ!オン・ザ・ライスボールでっ!
こりゃ良いっ!
あんまり食べると覚醒しちゃいそうだから、この辺で…
午後は午前中に下ろした材の整理から。
根元にある材を畑横に集める作業。
手で引っ張り上げながら、重量がある材はハンドウィンチで引き上げながら引っ張り上げる。
ここで使ってるウィンチの円台はニックさんのお手製。
軽くて携帯性が良いのが利点だね。
それにしても色々作るな~っ。
作業すると汗が噴き出す…
この時期は色んな意味で気持ちがいい。
と、どんどん並べてく。
一通り片付いたらいよいよ伐倒。
牽引具を設置するところがないので、ワタクシのハイラックス様をアンカーに。
アンカーポイントにチルホールをセットし、輪止めを入れて。
そしたら受け口入れて、追い口いれて…
あ、今回締めをやらせていただきましたぁ!
伐根直径70cmのケヤキ、20インチ化したMS261のパワーも見たかったしね。
今回は伐根1mちょっとを使いたいから残して~とのリクエスト。
普通なら問題ないんだけど、ここは斜面…高さ的に反対へまわると腕をいっぱい伸ばした高さでチェーンソーを操作することに…ま、何とかなるけどね。
クサビ入れて、最後はチルホールでの牽引にて伐倒完了。
この手の牽引でハイラックスアンカーが使えることが分かったのは大きい発見。
ちなみにMS261は、パワー的にちょっときつめだったけど使えるなという印象。
1.3㎜ゲージへ変更したのも大きいかな。
何もなかったかのような跡地。
ケヤキの何とも言えない独特な匂いに囲まれて…
作業はこれにて完了。
今日は何といっても「女王蜂サマを食す!」が一番の出来事。
普段食べないからなんだか自然のパワーをもらった気になっちゃう。
明日は水守森支援隊の定例活動日、張り切っていってきま~す。

今日も一日お疲れ様でしたぁ!

しげ

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